最近のできごと
2024年の活動 第81回岡谷市民音楽祭
前日の大雨がすっかり上がり秋晴れの11月3日文化の日、令和6年度の市民音楽祭がカノラホールにて開催されました。
女声コーラスしなのは、第2部11番目に28名で出演、
すわびとオペラは、ピアノと楽しいMCで
八ヶ岳合唱フォーラム2024
例年より少し遅い紅葉の木立を車で抜けて八ヶ岳高原音楽堂に着きました。
練習は、岸先生のご指導による「息のルート・空間を開ける」を確認しながらの発声練習から始まりました。
午後は「Transit」全4曲の練習。
帰り道、濃い霧に緊張しながら八ヶ岳をおりましたが、信長先生の音楽に浸れた幸せな一日でした。 第77回南信合唱祭
5月12日(日) 飯田文化会館にて 南信合唱祭~歌を力に~が開催されました。
特に「長崎の鐘」は旅行で訪れた原爆資料館などでの・・・
昨年はまだコロナの感染対策をしながらの合唱祭でしたが、 長崎演奏旅行
みんなでどこかに行きたいね、そしてどこかの教会で歌ってみたいね・・・から始まった私たちの
原爆投下の時間で止まっているゆがんだ柱時計、ねじ曲がった鉄骨、被爆した浦上天主堂の再現された側壁
浦上天主堂では、被爆後ほぼ無傷の状態で発見された鐘が、今も1日3回鳴らされているそうです。
<2日目>4月13日 (コンサートの様子は後編をお読みください)
レセプション後は、長崎の夜景を見に行くなどそれぞれコンサートの余韻にひたりながら過ごしました。
<3日目>4月14日
最初は「出島和蘭商館跡」へ。出島は、江戸時代唯一西欧に開かれていた場所で、
次は出津(しつ)教会。
その方の「何か歌っていただけますか?」というありがたい申し出を受けて
ハウステンボスでは、園内奥まで移動できる船に乗ったその瞬間「Ave verum corpus」が流れたのです。
<4日目>4月15日
お店を見て回ったあと雨を避けて入ったカフェではそれぞれ異なる絵柄の伊万里焼のコーヒーカップで飲み物をいただきした。 感動‼ 白亜の長崎中町教会でのコンサート
コンサート会場となった中町教会の歴史について学習したことを紹介します。
JR長崎駅に近く、巨大な尖塔がビルの谷間から見える白亜の美しい中町教会は、
まずもって長崎のふたば女声合唱団の皆様には、前日の合同練習からとても温かく迎え入れて頂き、
大聖堂の中に入った瞬間、ドーム型の高い天井と白亜の壁にそそり立つ柱、ステンドグラスから差し込む春の優しい陽の光、
アカペラのミサ曲では、残響に包まれた美しいハーモニーを体感しながら、とても心地よく歌声を響かせることができました。
こうして夢にまで見た長崎での教会コンサートが実現できましたことは、 南信合唱講習会
3月10日、今日の伊那谷は、山々の残雪と晴れ渡った青空のコントラストが美しい気持ちの良いお天気!
作曲者の唐沢先生直々にご指導頂けることはとても幸せなこと‥‥でも、
唐沢先生、手先だけではなく、身体全体で指揮してくださり、しっかりアイコンタクトしてくださる。
長野県合唱講習会
1月13日(土)小雪が舞う中、今年初の県連の行事、合唱講習会が松本のキッセイ文化ホールで行われました。
午前中は、先生の指導のもと
午後は、若手の指揮者が私達モデル合唱団に指揮をして、松村先生にみて頂く内容でしたが、
5時間という長丁場でしたが、常に笑い声が絶えない講習で、改めて合唱の楽しさを感じた充実した時間でした。
2023年の活動 第80回岡谷市民音楽祭
秋晴れのポカポカ陽気の11月3日文化の日、
第1部、第2部に各13団体が出演しました。
今回は第80回記念企画として招待演奏があり、1部では「Ensemble(アンサンブル) BelleLien(ベルリアン)」の皆さん 八ヶ岳合唱フォーラム2023
10月18日(水)晴天の中、今回は佐原先生を含め9名で参加してきました。
始めに岸信介先生の発声練習がありました。岸先生のお元気なことは相変わらず。
午後のはじめに、本日の参加団体の紹介と、来年5月22日に行われる、第12回八ヶ岳合唱の輪コンサートの告知がありました。
第76回南信合唱祭
6月11日(日)に長野県伊那文化会館で行われた第76回南信合唱祭に参加してきました。
私たちは千原英喜先生の「日本、とこしえに美しく」から「Agnus Dei」と、
合唱祭の終わりは全体合唱で唐沢史比古先生の「ステージ」歌いました。 南信合唱講習会
前日に高遠城址公園の桜の開花宣言がでたのですが、冷たい雨の降る少し肌寒い日、
休憩時間には、この時期にピッタリの「春よ、来い」のフルート演奏があり、とても癒されました。
2022年の活動 オペラ『御柱』公演
御柱イヤーを締めくくるもう1つの御柱
今回はコロナの流行で練習が中止になったり、本番を迎えられるのか不安な時もありました。
心が震える壮麗な木遣が響き本番が始まります。
さて、進化を続ける「オペラ御柱」は次回、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
第79回岡谷市民音楽祭
2022年11月3日(木)文化の日 岡谷市カノラホールで市民音楽祭が開催されました。
私たちは第2部のNO.6、6月演奏会の曲目より信長貴富編曲「江戸の子守唄」
カノラ少年少女団員による司会進行が初々しく素敵でした。 八ヶ岳合唱フォーラム2022
10月26日 八ヶ岳高原音楽堂で開催された合唱フォーラムに12名で参加してきました。
2016年6月の女声コーラスしなの第14回演奏会では、
ステージ上で先生が弾くピアノ「スタインウェイ」は、購入後一ヶ月の新品でした。
「4分間の演奏では、 八ヶ岳合唱の輪コンサート
5月19日(木)新緑に囲まれた [八ヶ岳高原音楽堂] で、2年の延期を経て開催された
今回は10周年という記念すべき年であり、
コロナ禍の中、どの団も満足のいく練習はできなかったことは想像でき
改めて、1人ではない声を重ね合うコーラスの素晴らしさを再認し、歌える事の幸せを満喫した一日でした。 2021年の活動 久しぶりのホール練習
11月27日に、松本市音楽文化ホールでの練習がありました。
前半の佐原先生との練習では、ホールの響きの助けを借りながら、「はなのまわりで」や、アカペラ曲の練習をしました。
後半の伊東先生、水戸先生との練習では、伊東先生のユーモアを交えたご指導で、
八ヶ岳合唱フォーラム2021
10月20日(水)とっても気持ちの良い秋晴れの中、佐原先生含め8名で八ヶ岳合唱フォーラムに参加してきました♩
講師は、大人気の信長貴富先生!
10時開始のフォーラムでしたが、9時半頃から岸先生による発声練習が始まり、
私たちが触れる作品について、作曲家の先生ご本人から学べる機会というのはなかなか得られるものではないですよね。
終始和やかな雰囲気だった八ヶ岳合唱フォーラム。
しなのの近況ー今できることをー
昨年から私たちも、残念なことに2度の長期の練習中断があり、
さて、私たちは今年の11/27に松本のザ・ハーモニーホールでのコンサートを予定しています。
2020年の活動 2020年南信合唱講習会
2月23日、南信合唱講習会に参加して来ました。
①メロディ譜だけ配布
②歌詞を配布
④スコアを配布
そして既に歌えている「言葉は」も、これらの視点からポイントを押さえて講習して下さいました。
ちなみに「言葉は」は長野県合唱連盟が2012年に第50回長野県合唱祭記念として混声版を委嘱初演し、
講習会の前に山脇先生を囲んでランチ会がありました。 2019年の活動 2019年総会&忘年会
~愛情あふれる手作り音楽祭へようこそ!~ のタイトルのもと、第1部・第2部に分かれ26団体が出演し、
カノラ少年少女合唱団員の元気でしっかりした司会進行で、
全体合唱の♪ロマン・ロマン♪と岡谷賛歌「浪漫街道」で演奏が始まりました。
ステージは3歳位のお子さんのバイオリン演奏から80代の合唱の方々まで、
幅広い年齢の出演者にまさに世代を超えた愛情あふれる音楽祭でした。
小学生は素直な歌声や楽器演奏で、かわいらしく元気な音楽劇、5人で立派なリコーダー演奏を楽しみました。
中学生は躍動感ある吹奏楽や素晴らしいハーモニーを聴かせてくれて、
一般の団体は毎回聴けることが楽しみな団や
音楽祭特別編成の「ごちゃまぜウィンドオーケストラ」の皆さんの息の合った演奏を楽しむことが出来ました。
合唱や今回初めて出演の「歌いつごう日本のうた合唱団」は、ステージに溢れるほどの多人数でほっこりと、
そして、うたいつぐことの大切さ・楽しさを伝えてくれました。
倉田さんのしなの団紹介で、黒の衣装にバイオレットのコサージュでステージへ。
曲目は10月の演奏会のプログラムから2曲。
1曲目の「秋だで」は、信長貴富先生作曲の組曲『からからと鳴る日々』の中から方言ならではの情緒を感じさせる曲です。
2曲目は「わたしが一番きれいだったとき」
この茨木のり子さんの歌詞は、戦争のさなかに過ぎて行った青春の強い思いと虚しさを詠ったものでした。
丁度、日本被団協のノーベル平和賞受賞と重なり、平和を訴え続ける大切さを表現できたと思います。
皆様から温かい拍手をいただきました。
4人のソリストが華やかに歌いあげて、オペラの世界に引き込まれました。
いつもながら音楽祭の多彩な演奏に文化の厚みを感じ、心から楽しむことができました。
この手作り音楽祭を支えてくださった運営委員・係の皆様には感謝感謝です。大変お疲れさまでした。
また来年も皆さんで集まれることを楽しみにし音楽祭を閉じました。
恒例の八ヶ岳合唱フォーラム2日目、信長貴富先生の講習にしなのから21名で参加しました。
午前中は、少年少女合唱団のために書かれた「ひざっこぞうのうた」より2曲の練習。
信長先生は、大人が歌うと主人公の人生観や主人公に共感した歌い方で表現できると考えていると話されました。
それぞれ曲調が異なり、言葉の文節やリズムを使っての語り、ボカリーゼにも表情をつけて、和音の色を感じて動いてと、ご指導いただきました。
全体を通して、ピアノとの関係を多く語られたように思います。
前田先生のピアノが素晴らしく、信長先生の「ここは前田先生ならどう弾く?」という無茶ぶりにも、適確に答えられているのが印象に残っています。
指揮者とピアニストという関係で初めてとは思えないほど、素晴らしいコンビネーションでした。
また、信長先生のご指導は、「どう動いてほしいのか」、「どう歌ってほしいのか」分かりやすいものでした。
来年5月にこの音楽堂で開催される「合唱の輪コンサート」は
女声コーラスしなのと、東京フラウエン・カンマーコールさん、ブルーポロニアさんとのジョイントコンサートで、
オール信長作品の演奏会です。
合同演奏曲は信長先生の指揮で歌えることになりました。とても嬉しいことです。
私たち しなのも30名で参加、出番は7番目
4月の長崎旅行で歌った「Dona nobis pacem」を歌いながらステージに
「道化師のソネット」「長崎の鐘」を披露。
思い出しながら、被爆者の方々への鎮魂・平和を祈りながら心を込めて歌わせて頂きました。
今年はいろいろ気にせず、やっと思いっきりみんなで歌うことができたのでは・・・。
各団趣向を凝らした、楽しい演奏もあり
ステキな合唱祭でした。
長崎演奏旅行です
<1日目>4月12日
羽田空港に集合して総勢37人で長崎空港へ。
長崎市内は、道沿いの桜の木がすでに葉桜になっていました。長崎名物皿うどんや中華料理の昼食を食べ、
最初に「長崎原爆資料館」を訪れました。
などからも原爆の恐ろしさやその被害の大きさを感じることができたとても貴重な時間でした。
そのあとは浦上天主堂、大浦天主堂、グラバー園へ。
午後6時からは、ふたば合唱団と明日のコンサートに向けての練習を行いました。
コンサート後のレセプションでは、みんなで語り合い、コンサートをやり終えた幸福感と安ど感に包まれました。
ふたばさんとご一緒に歌えて本当に幸せでした。
今日は一日観光の日。今日もいい天気!
当時の出島での人々の様子を垣間見ることができました。
出島を後にして、「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として、2018年に大浦天主堂などとともに
ユネスコ世界文化遺産に登録された「大野教会」「出津(しつ)教会」に向かいました。
大野教会は入口に聖母マリア像が立ち、平屋建て、瓦葺きで、山の中にひっそりと建つ素朴な小さな教会で、
信者さんたちの心のよりどころとして大切にされていることが感じられました。
「明治時代にフランス人のマルク・マリー・ド・ロ神父の設計により作られた教会で、
出津の人々が山から木を伐り出すなどして、神父と地域の人々が自分たちの力で作った、質素で、
しかしこの地域の気象状況にも合ったみんなの思いのこもった教会です。」
これは、当日私たちを案内してくださった信者さんの言葉です。
とても暖かい言葉と表情をお持ちの女性でした。
コンサートでも歌った「Dona Nobis Pacem」を歌わせていただきました。感動のひと時でした。
その方はド・ロ神父を「ド・ロさま」と呼んでいらっしゃいました。
母国フランスに帰ることなく、教会近くの墓地に眠っているド・ロ神父は、信者さんたちの心の中に今も生きていらっしゃるのでしょうね。
昼食後、二泊三日で帰るみなさんを長崎空港でお見送りして、今晩宿泊するハウステンボスのホテルに向かいました。
前日のコンサートで合同合唱した曲です。あまりの偶然に大喜びした私たちでした。
オランダの街並みを再現した敷地内をぶらぶら歩きながら、買い物やアトラクションを楽しみ、
すっかり暗くなった園内でみごとなイルミネーションの幻想的な光の世界に目を奪われました。
大雨の中訪れた「伊万里大川内山」は江戸時代佐賀藩の御用窯が置かれた地で、
高度な技術を持つ陶工たちを集め、その技術が他に流出するのを防ぐために関所を設けていたのだそうです。
山に続く一本道の両側にたくさんの陶器店が並んでいました。
そして伊万里牛のしゃぶしゃぶの昼食の後、帰りの飛行機に乗るために長崎空港に向かいました。時間が経つのは早い!
羽田空港着後、ばたばたとみんなそれぞれの方法で帰途につき、その日のうちに全員帰宅することができました。
思い切ってみんなで演奏旅行に行けて、本当によかった!
お世話になった皆様、ありがとうございました。
120年以上の歴史をもつ長崎を代表するカトリック教会。
明治時代、長崎市街地には大浦天主堂の他にカトリック教会がなかったため、
初代島内要助神父は殉教の歴史をもつこの長崎に、日本人のための教会を建てようと決意。
苦労の末、1889年の暮れにキリシタン大名大村純忠ゆかりの大村藩蔵屋敷跡である現在地を求めて設立しました。
教会建設のためにフランス人女性から多額の寄付を受け、フランスのパピノー神父の設計で1891年8月に建設に着手し、
1897年9月8日に「カトリック中町教会」が完成。
この日は聖母マリア生誕の祝日、26聖人殉教300年祭も兼ねた献堂式が行われました。
1945年8月9日、原爆投下により教会は外壁と尖塔だけを残して焼失しましたが、
世界中からの献金や信徒たちの奉仕によって、1951年10月その外壁と尖塔をそのまま生かし再建。
現在も教会北側の塀には被爆の跡があり、貴重な被爆遺構として長崎市に指定されています。
本番に向けて和やかな雰囲気で合同曲の練習ができましたこと感謝いたします。
祭壇中央の「ほほえみの十字架」、普段見慣れない神聖なる祈りの空間に感動で見とれてしまいました。
そして、長野県にゆかりのある曲を集めた「しなのセレクション」では、言葉が遠くまで届くよう気持ちを込めて歌いました。
合同演奏での「長崎の鐘」は今回の演奏会の為に女声三部合唱版に編曲されたとの事で、
ふたば女声さんの優しく美しい歌声と共に想いを込めて歌いました。
♬慰め励まし長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る♬ 平和への祈りと「ふたば」と「しなの」の皆さんが一緒に歌える幸せを感じながら...
満席で400人程のお客様だったでしょうか、温かい拍手やお褒めの言葉を沢山頂きました。
目を潤ませながら聴いて下さる方も多くいらして、演奏側と客席側との一体感を存分に味わいながらの感動的な演奏会となりました。
ご指導いただいた先生方、ふたば女声合唱団の皆様、
聴いてくださった長崎のお客様、中町教会の皆様、各役員の皆々様のおかげであることに深く感謝いたします。
今回のジョイントコンサートを終えて、長崎の方々から多くの事を学びました。
そしてしなの団員も、さらにより良いハーモニーを目指して勉強して行かなくてはと励まされたような気が致します。
そんな中、かんてんぱぱ西ホールにて南信合唱講習会が開催されました。
11団体から約60名が集い、しなのからは7名参加しました。
講師 唐沢 史比古先生
テキスト 混声合唱組曲
「奇跡の星 地球」より
この地球(ほし)に生まれて
作詞 金子 智恵子
作曲 唐沢 史比古
楽譜が当日配布で初見の方々多数でドキドキ!
唐沢先生の「今日の交流を楽しんで!」というご挨拶の後、音取り開始。
出だしのユニゾン部分は2人組で、その後パート練習して全体練習へ。
唐沢先生から跳躍する音への準備の大切さ、フレーズを意識して歌うこと、
詞の言葉に添った歌い方を大切にすることなどのアドバイスがあり、
団で歌う時も気にかけるポイントだなぁと思いました。
講習後半は、2チームにて分かれ、中間部の「ありがとう」という言葉が繰り返される度に熱みを増していく部分を練習して、発表。
お互いに感想を言い合いました。
良いところを褒める意見が多く、何だか良い気分〜。やっぱり褒められると嬉しいよね~!
最後の通しは他パートを意識しながら、小池さんの美しいピアノ伴奏の音色に合わせて気持ちよく歌うことが出来ました。
そして歌い手を笑顔へと導いてくださる。
参加出来て本当に良かったです。
なんと、5月12日開催予定の南信合唱祭で、今日の参加メンバーで発表することが決定しました!
この提案は、我らが和田会長が提案してくれました〜。
また5月に集えることが楽しみです。
今日1日、共に歌い、話し、笑い和えたことに感謝♡ ありがとう。
そうそう!講習会前にかんてんぱぱガーデン内のさつき亭でランチ。
来月に迫った長崎演奏旅行の話題に花が咲きました。
(ちょっとうるさかったかなぁ。ごめんなさいm(_ _;)m)
今年の講師は松村努先生。
指揮者協会の副理事長をされていて、団員の学生時代の恩師ということでした。
歌い始めのブレスから、言葉の重心について、跳躍前の密度の深い音の発声など具体的なご指導を受けました。
女声でいつも歌っていた曲を今回は混声で歌うので、私はかなり苦戦しました。
歌い手は指揮者の考えを読み取りアンサンブルを考えながら歌う事が大切!
指揮の練習は狭い鏡しかない場合、窓に向かって練習をすると全身が見えて良いなど、
指揮者ならではのお話しをされていました。
令和5年度岡谷市文化祭、第80回市民音楽祭がカノラホールにて開催されました。
司会はカノラ少年少女合唱団のお二人で、可愛らしく、しっかりとした進行に感心しました。
出演は小、中学生から一般団体と幅広く、小学生の愛らしい歌声や楽器演奏、中学生の素晴らしいハーモニーや吹奏楽の演奏、
一般では毎回聴けることを楽しみなお馴染みの団や、お久しぶりの方々、
今回デビューの「奏」さんは中、高生のグループ、若々しく素敵な演奏で今後が楽しみです。
また、音楽祭特別編成の「ウルトラしみん合唱団」と「ごちゃまぜウィンドオーケストラ」の皆さんも少ない練習回数にもかかわらず、素晴らしい演奏でした。
各々の多彩なプログラムを楽しむことが出来ました。
12番目、しなのの出番です。
28名、色とりどりの秋色の衣装でステージへ
まず、最年少の桃ちゃんからしなののご紹介を。
曲目は、10月の演奏会のプログラムから2曲
1曲目は「音楽の神様は知っているのだろうか?」との問いかけから始まる「繰り返す音よ」です。
音楽を愛する皆様に聴いて頂きたいなぁと選びました。
2曲目は佐原先生の「1(ワン).2(ツー).3(スリー)!」と軽快なピアノのリズムにのって「恋のバカンス」を振りも付けてノリノリで歌いました。
皆さまから温かい拍手も頂き楽しいステージでした。
金管5+木管5+パーカッションの特別編成で4曲を演奏、
それぞれの楽器の音色が響きあう素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。
2部では「~ちょっぴりオペラをどうぞ~」と題して「すわびとオペラ旅」のメンバーから4人のソリストの方々とピアノ、MCの解説付で、
オペラの二重唱等3曲を、華やかで迫力のある歌声で、オペラの世界に引き込まれた感動のひとときでした。
今回はコロナ禍も落ち着き、マスクなしの明るい表情がステージに拡がりました。
久々に聴けた子供たちの歌声に元気をもらい、様々な演奏を聴き、また歌えたこと、嬉しく大満足の1日でした。
この催しを支えてくださった運営係の方々の細やかな心配りに感謝申し上げます。
市民音楽祭が80回を迎えたこと素晴らしいですね。
この岡谷で活動出来ることを誇りに思います。
この集いが末永く続きますよう願っております。
皆様、また来年もお会いしましょうね。
今年の講師は信長貴富先生。
今回の発声練習の中で特に心に残ったのは、「富士山の頂上は一つだけれど、そこまでのルートはいろいろある。
各自今までに、いろいろ教えられた事を、自分で考えて自分なりのルートで頂上を目指す事が大切。」という言葉でした。
これって、佐原先生がいつもおっしゃっている事ですね・・。
今回の課題曲は7曲でしたが、どの曲も音もハーモニーもリズムもさほど複雑ではなかったこともあり、しっかり譜読みをして、参加しました。
また、今回の参加者の中には、すでに課題曲を歌った事のある方も多く、音取の時間は一切なく、初めから最後まで、曲そのものに集中出来ました。
信長先生ご自身が指揮をされながら、フレーズの作り方や曲の情景や気持ちのもって行き方、感情を表す声(暖かな声とかキラキラした声等々)を出すこと、
ピアノと合唱との関係性など、作曲家が詩をどうとらえて作曲したのかよくわかるご指導でした。
私もしっかりと作曲家の意図を汲んだ歌い方が出来たと感じています。
お昼休みは天気も良かったので、音楽堂前の芝生でお弁当を食べました。
このコンサートには佐原先生ご指導の川岸女声コーラスの皆さんが参加されます。
この日の課題曲より『からからと鳴る日々』(阪田寛夫作詞)から「さくらさくら」と「からからと鳴る日々」、「祝ぎ歌(ほぎうた)」、『今日はこのままおうちにいて』より「夕焼け」を合同で歌うとのことです。
4曲とも、とてもいい曲です。特に“夕焼け”は、悲しみ、優しさ、温かさを感じる詩と素敵なメロディーの泣けてくる曲です。
ぜひ、多くの方に聴きに行って欲しいと思います。
紅葉の始まった八ヶ岳と遠くに見える富士山を眺めながら、充実感に満たされて家路につきました。
2019年の第75回以来、コロナ禍で開催が見送られてきたので4年ぶり、久しぶりの南信合唱祭となりました。
参加した合唱連盟所属の15団体はどこも思い切り歌える喜び感じさせるような演奏でした。
コンサート活動も以前のように制限なくできるようになったためか、
演奏会の告知をする団体は、我々 しなの も含めて6団体ありました。
また、声楽アンサンブルコンテストの全国大会に出場した箕輪中学校の合唱部が招待演奏を披露してくれました。
地域の子供たちの堂々と歌う姿を頼もしく感じました。
朝ドラのテーマ曲だった「若い広場」を演奏しました。
「Agnus Dei」は、神様に呼びかけるように、2曲目の「若い広場」は雰囲気を変えて振りをつけて歌いました。
どちらも秋の演奏会で歌う曲目なので、曲の間に会長と技術部長がチラシを掲げて演奏会の宣伝もしました。
再び南信の合唱仲間が集まって、いっしょに歌ったり、聞きあうことができるようになった久しぶりの合唱祭でした。
伊那かんてんぱぱ西ホールで開かれました。
南信各地から50人ほど集まりました。
顔をあわせるのが、何年かぶりで、「お久しぶりですね」という声があちらこちらで聞こえました。
講師は、唐沢史比古先生。
いつもの軽快なトークで私たちにアプローチしてくださいます。
「うたうこと」という唐沢先生の楽曲を使って、まず、合わせることから始めました。
斉唱の部分を使って、拍を取りながら歌のメロディーのリズムを打つ、なかなかスッキリ合わなかったのに驚きました。
その部分の音取りが終わると、2人で聞きあいながら歌い、
次はその2人が別のペアと組んで計4人で合わせる事をゲーム的な感じで行なったものだから、汗をかきました。
でも、楽しくできました。
「うたうこと」の音取りが全て終わると、子音の歌い方、母音の動き、言葉を歌う、歌詞の内容を考えてイメージの共有、のお話がありました。
気がつくと、いつも佐原先生から教えていただいていることとリンクしていると感じました。
3時間という長丁場でしたが、とても楽しい時間を過ごしました。
「オペラ御柱」の公演が11月27日(日)カノラホールで開催されました。
団からは合唱指導の佐原先生と村人役で6名が参加しました。
立ち稽古に入ると往生際悪く握りしめていた楽譜を、いよいよ手放すしかありませんでした。
今回は、自分で考えて動く事をより一層求められました。
そのため人物や、曲の表現を自分なりに消化して稽古するようになったと思います。
私は、ソリストパートを歌いながら合唱指導して下さるマエストロとの練習、
ソリストさんのお茶目な一面が見られる練習が、とても楽しく大好きでした。
子ども達の歌や動きに感心しました。
それぞれのピースが集まり、オケが入り、次第にオペラ全体が姿を現わします。
衣裳をつけ、引いた事も無いアイラインまでばっちり描いて、見慣ぬあなたは誰?!別人28号発進です。
客席は3階までお客様がいっぱいです。
練習からゲネプロ、本番と進むにしたがって、ソリストの方々は歌も演技も増し増しになってきました。
私は紗幕の奥で、目前にいらっしゃるクサミチ様、モレヤ様にドキドキでした♡
(前回は「得策!」今回は波動砲のような「ヤマト!」が一番)
いつも思うのですが、本番ってすぐに終わってしまいます。
オペラを観て下さった方々から、「合唱すばらしかった」と言っていただき、とても嬉しかったです。
この大変な中でしたが、一緒に歌う仲間が居ること。
オペラが仕上がってゆく過程の楽しさ。たくさんの皆様と共有できた時間と空間。
どれも大切な宝物になりました。
そして公演を支えて下さったスタッフの皆様に心から感謝です。
里の子が風の精に、風の精が村人の役に成長してまた会えるかな。
団員の娘さんが歌い手から映像の担当になってオペラを作り上げたように、
今までとは違う形で参加しているかもしれません。
親子で参加した団員や親子孫の3世代で参加した先生。
すてきな事ですね。
皆で作り上げてゆくのが魅力のオペラだと思いました。
今回観てくださったあなた!
次回は是非ステージでご一緒しましょう!
晴天に恵まれホール周辺のドウダンツツジも真っ赤に色づき実に鮮やかでした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で内容も少し縮小されましたが、
3年ぶりの開催となりました。
第1部9団体 第2部8団体の演奏プログラム構成で、
子供から大人まで合唱あり器楽ありでバラエティーに富み、
久々に皆で音楽する楽しさ感動を分かち合うことができました。
コロナ感染の影響で直前に出場キャンセルの団体もありましたが、
とにかく無事に開催され「女声コーラスしなの」も参加できたことに感謝です。
GReeeeN作詞作曲・浅野由莉編曲「アイノカタチ」の2曲を
ホールの響きを感じながら歌いあげることができました。
何より好評だったのが、黒の上下に煌めくアクセサリーのドレスコード。
「しなの」世代と円熟した歌声とが相まって、シックで上品にまとまったようです。
「アイノカタチ」では出だしのハプニングもありましたが、誰にも気づかれずにさらりと流したところが、
これもまたステージ慣れした「しなの」の凄いところ。(自画自賛)
NO.1消防音楽隊の赤と黒のユニホームかっこよかったです。
「負けないで」は会場の手拍子と共に思わず一緒に口ずさんでしまいました。
NO.2カノラ少年少女の明るい歌声に元気をもらいました。
シスターや神父さまのダンスとても可愛らしかった。
NO.3小井川小学校3年生、習いたてのリコーダー合奏音色がそろって綺麗でした。
NO.4歌い人ごんべの子供向けの選曲、とても楽しく聴けました。
ソフトな歌声が心地よく響きました。
NO.5北部中合唱部の皆さん、中学生らしい爽やかな歌声でした。
NO.7カノラータの「ファランドール」息の合った演奏でフィナーレを飾ってくれました。
運営委員や係の皆さん、感染対策を取りながらの企画運営大変お疲れさまでした。
無事開催できたことに感謝でいっぱいです。
来年度はコロナが終息し、皆で集い心置きなく音楽を楽しむことができるよう願うばかりです。
講師は なかにしあかね先生
テキストは先生の作品より
「すみれ色のありがとう」
「森のおきゃくさま」
「大地の詩」の3冊でした。
なかにしあかね先生作曲の「伝言」を先生のピアノ弾き振りで披露しました。
この曲は、しなの の団員たちがこの八ヶ岳高原合唱フォーラムで先生に出逢い、
一目惚れしたことから生まれた作品でした。
先生との再会に心躍らせながら車を走らせて、八ヶ岳の麓へ・・・。
高速を下り、八ヶ岳高原音楽堂に近づいた橋からは、雲一つない青空と紅葉・うっすらと雪化粧した八ヶ岳を見ることができ、
それだけで堪能できるほどの景色。
さらに進み、音楽堂近くの道路では鹿の群れ にも遭遇。外気温は、3℃。
音楽堂周辺の溶けずにいた雪とくっきり見える富士山が出迎えてくれて、講習が始まりました。
身体をほぐした後は、発声がわりに「すみれ色のありがとう」
この作品は、このフォーラム総合監修の岸信介先生喜寿のお祝いに作曲された曲。
「長く生きていれば、感謝の種類も多くなる」と、この曲に対する説明がありました。
そして、声の出し方は、今の一番良い響かせ方で。
年齢、体調、など、その時の身体のありようで、その時々の一番良い響かせ方があるからそのようにして、との指導。
その後も、それぞれの楽曲について、詩・詩人の背景に関する解説。楽曲への想いを語っていただく中での歌唱指導が続きました。
身体の使い方や、曲に対するイメージづくりを指導されると、響かせ方も変わり、合唱が変化していきました。
「意識の持ちようや意識の向かう方向性によって、合唱が変わってくる。
これも合唱の醍醐味。」と、先生がおっしゃっていた通りでした。
2016年の早春から初夏にかけて、諏訪湖畔にある諏訪湖ハイツで指導していただいた日々も、
蘇ってくるのを感じたひとときでもありました。
分かりやすくて、ユーモアにあふれ、ほめておだてて、時に辛口に進んでいった講習でした。
演奏が始まってから終わるまで余韻を含めて、人生の大事な4分間をいただき、そこにどのように非日常を創れるか。そこを考えて。」
と、おっしゃった先生の言葉が、印象に残っています。
おまけに、豆知識。
「カンニングブレス」現在、学生さんたちはこのマイナーな単語は使わず、
「思いやりブレス」というのだそう。
今回、初めて知りました。
【八ヶ岳合唱の輪コンサート】に参加してきました。
また第1回に共演した仲間と再び集ってのコンサートです。
〈アヴィス〉〈しなの〉〈たまゆら〉の3団体が頭文字をとって【あ し た コンサート】と銘打って初めて集ってから10年あまり...
改めて、またこの場所に戻ってこられたことへの喜びと感謝の一日となりました。
感染対策等に注意を払う中、遠くまで足を運んだくださった100名あまりのお客様の前で、
合同演奏3曲を含めた全20曲ほどをお届けしました。
楽しみ反面、不安も抱えての久しぶりのステージです。
今回、主催者をはじめスタッフの方々のご尽力に加え
多くのお客様に支えられて演奏する事が叶いました。
最後には全員で『花は咲く』を歌い、心ひとつに暖かい気持ちで2時間ほどのステージを無事終えることができました。
本来であれば、この日この場所で本番を迎えていたのですが、
残念ながら来年に持ち越しとなりました。
響きが素晴らしいこのホールで、前半は佐原先生と、
後半は来年2022年の6月11日に予定している、しなのの演奏会の客演指揮者である伊東先生、ピアニストの水戸先生をお呼びしての練習で、
とても贅沢な時間でした。
久しぶりのお昼を挟んだ練習でもあり、皆さんのお顔を見ながらお昼ご飯が食べられて、
少しずつ日常が戻りつつあることを実感できて嬉しかったです。
少しでも地声が混じってしまうと、ホールの後ろの方で響きが分散してしまうのがよくわかり、
「頑張りすぎない発声」の感覚を掴むのにとてもいい勉強になりました。
ソプラノの高音域のメロディも、響きに助けてもらえて出しやすかったです。
周りの方の声が普段より聴こえづらいことに不安はありましたが、
ホールという場所だからか、普段より感情が前に出る歌い方が自然とできて、
他のパートが聴きやすいぶん、混ざりあえた気がしました。
シューマンの「女の愛と生涯」が一つの物語としてまとまっていくのを感じました。
(水戸先生のトロイメライが美しくて、出だしも忘れてうっとりしてしまいました!)
私の中でとくに印象に残っているご指導がふたつあります。
ひとつめは、「『くちづけ』の『く』と『くるしみ』の『く』が違うように、ニュアンスによって発音の仕方(立たせ方)を変える」ことです。
『くちづけ』の『く』であれば、子音のKはそこまで立てず、
『くるしみ』の『く』であれば、Kは少し長めに立てる、といった違いです。
私は、はっきりと発音しようと意識しすぎて、ニュアンスを無視した機械的な子音の発音を行なっていたことにハッとしました。
普段佐原先生が口を酸っぱくしておっしゃっている「日本語らしく歌う」ということと繋がって、
気持ちだけで「くちづけ」や「くるしみ」を思うだけでなく、技術面から日本語らしさにアプローチをしていくことの大切さが改めて分かりました。
ふたつめは、「日本語訳に準じて音楽を作っていく」ことです。
この曲は、元々はドイツ歌曲なので、ドイツ語に準じた音符が割り振られていますが、
先生がおっしゃっていた、「ドイツ語を日本語に完全に翻訳することは不可能なんです」という言葉の通り、
ドイツ語の単語のリズムに日本語を当てはめるのは不可能です。
ドイツ語に準じた音符の配置を壊さず、なおかつそのリズムの中で日本語を浮き立たせて歌うことを、
シューマン全曲を通して伊東先生から教えていただきました。
一曲ごとの雰囲気や音符、テンポの違いにばかり気を取られて、肝心の歌詞がおろそかにならないよう、気をつけようと思います。
先生方、遠いところ、そしてお忙しい中本当にありがとうございました。
まだあと半年猶予があると思っていても、あっという間にくる本番。
まだまだ自分の中での課題は山積みなので、ひとつひとつ解決していきたいです。
まずは暗譜頑張ります!
「未来へ」
「しあわせよカタツムリにのって」
「夜明けから日暮れまで」
『悲しみ色のスケッチ』より
「I.つないだその手は」
「III.夜に」
「V.うたをうたってあげたい」
以上、全6曲の講習を受けてきました。
講習会場の八ヶ岳高原音楽堂はとてもとても素敵な場所で、
今までの合唱フォーラムでは音楽堂から富士山が見えた事がないとお聞きしましたが、
この日は富士山も綺麗に見えていました。
音楽堂の心地よい響きを感じてきたところで、いよいよ信長先生がご登場!
講習が一曲終わるごとに小休憩を挟みましたが、休憩中にはサインを求める長蛇の列!
さすがです✴︎
それぞれの曲についてはもちろんのこと、先生が普段作曲される時に感じていることや想っていること、
音符や休符、音楽記号についても、どのような意味が込められているのかなど、信長先生のお話に引き込まれ、
あっという間の時間でした。
どの作品も本当に素晴らしいのですが、「夜に」は信長先生ご自身もとてもお気に入りの曲だそうで、
この曲の講習の最後には「よくできた曲だなぁー…」とおっしゃっていて、参加者の皆さんも笑っていました!
また次回を楽しみに、練習を積み重ねて行きたいと思います♬
八ヶ岳での三団体合同の「あしたコンサート」は延期、台湾の合唱団とのジョイントコンサートは中止になり、
歌うことが難しい状況に置かれていました。
ふと、合唱をしていないことに慣れてしまっている自分に気付くこともありました。
みんな色々な事情を抱え歌いたくても歌えない時間が無情にも続いていました。
歌うことってなんだろう?自分にとって、そして人間が生きることにとって。
そんなことも考えてしまいました。
しかしこの諏訪地域も、長野県独自の基準でもレベル3に下がり、
やっと6月に練習が再開されたのです♪
それに向けて、少しでも感染予防ができるかも?
との期待をもって不織布のマスクをして、演奏曲と向き合って練習しています。
決して自己満足だけのコンサートにならないことを願っています。
とにかくみんなで歌うってやっぱり楽しいです♡
しなのからは、11名が参加。
ちょうど「すわびとオペラ旅」の本番と重なり、都合がつけられなかったメンバーもいましたし、
講習会終了後の夜の部に駆けつけるメンバーもいました。
新型肺炎を懸念して欠席した合唱団もありましたが、約70名ほどの合唱人が集まっていたと思います。
開催自体が危ぶまれる中、迷わず参加したのは、
講習会の内容がコーラスワークショップ「初見で新しい曲を歌おう」講座という、とても興味深い内容だったから。
講師は、お江戸コラリアーず指揮者の山脇卓也先生。
題名・歌詞・記号無しの旋律線のみ譜読みして、自分で音楽的イメージを膨らましてみる。
風景、四季、歴史、ダンス、メッセージ的…などなどの意見が出ました。
会場となった かんてんぱぱ西ホールでは目の前の大きな窓の外に雑木林が広がっていたので、
何となく自然をテーマにしたくなる感じだったかな。
谷川俊太郎「はる」でした!
メロディ譜に歌詞を当てはめてみる。
真ん中の部分は上手く歌詞が当てはめられません・・・。
音符のリズムと言葉のリズムが合わないのです。
③歌詞入りメロディ譜を配布
なるほど!信長先生、そう来たかって感じ(笑)
もちろん、納得のフレーズ感の所もありました。
ここにどんな強弱記号、速度記号、演奏記号が付くのか?
ピアノパートが入るとどうなるか?
素敵な曲でした!
A・B・A・Codaの2部形式のAの部分は「だよね〜」、
Bの部分は「なるほど〜」、
Codaの部分は「へぇ〜〜」、強弱記号やピアノパートが意外な展開してました。
信長先生、最高!!
今日は二部合唱だけでしたが、混声合唱だともっと音楽が広がってる感じの譜面でした。
女声版が無いのが残念。
通常歌う時は、情報が全部詰まってしまっている楽譜だけど、
それでも今回の様な手順で譜読みを進めるのも大切なんですね。
単純に…(純粋に…)
作曲家・作詞家・指揮者・自分(団員)で作り上げる合唱って“楽しいな”って思いました♪♪
その後男声版をお江戸コラリアーず、女声版を女声コーラスしなのが委嘱初演しました。
かんてんぱぱガーデンのさつき亭のお弁当(デザート付き)美味しかったです。
山脇先生からは「しなのさんが“言葉は”の女声版を出してくれたので、三声揃って良かったです」とのお言葉を頂きました。