コロナ禍のため、昨年の秋から延期されていた“第16回しなの演奏会”を、
客席数を50%にして、万が一の為(無観客にしなければならない時など)ライブ配信も実施、
続いて、歌ばかりではなく楽器トーンチャイムの音色で「見上げてごらん夜の星を」のメロディで。
明るく、元気で、パワフルな“しなの”が出せた1ステの次は、
本番は、伊東先生の指揮に導かれながら、市田さんの素晴らしいナレーションに支えられ、
ステージ上が、出演者の衣装、ナレーション席の装飾、そして明暗だけの照明、
コロナ禍で色々制限がかかり、練習にも準備にも大変苦労して来ましたが、
6/11(土)に長野県伊那文化会館にて無事に開催する事が出来ました!!
ステージ構成もコンパクトに2部にして、
換気のために休憩を長くし、密を避ける為にロビーコールも無し、
もちろん終演後の楽しいはずのレセプションも無しに。
出来る限りのコロナ感染予防対策を準備し、実施してでの開催でした。
有観客にする事を決定してから短期間でしたが、新聞各社に取材をお願いしたり、
団員も集客活動を頑張ったお陰で約420名ほどのお客様と約100名ほどの配信視聴者の皆さまに歌をお届けする事が出来ました♪♪
ステージ上も山台を4段も組みソーシャルディスタンスでの立ち位置だったので、
本番はマスク無しでの歌唱が実現しました。
開演ベルは、しなのの団歌のメロディを流し1ステの始まりです。
“みんな〜!こんにちは〜!”のコールから皆んなで元気にワイワイと入場。
『心に効く歌を!★あなたのハートをマッサージ★』
♪花のまわりで♪を思いっきり楽しんで歌え、気持ちの良いオープニングが出来ました。
そしてお客様の温かい眼差しと拍手が嬉しくて嬉しくて。
会長の挨拶の後は、アカペラを3曲(日本の唱歌)をしっとりとホールの響きを味わいながら歌えました。
役員11名で担当、居残り練習を重ねて頑張った渾身(腕の振り方が難しい)の演奏で
★ハートをマッサージ★出来たら良いなぁ、と願いを込めて演奏しました。
そして、色々悩みに悩んで選んだポップス3曲「心の瞳」「アイノカタチ」「負けないで」
ポップスは歌詞の暗譜に苦戦しましたが、本番はピアノのリズムに乗って笑顔で歌いきれたと思います♪♪
もう一つの“しなのの顔”を出せる真面目(?)なステージの始まりです。
私たちがシューマンの『女の愛と生涯』に出会ったのは、
まだコロナ禍になる前の2019年の6月に開催された長野県合唱祭の時でした。
講師としていらしていた伊東恵司先生に
「千原英喜先生がシューマンを女声合唱に編曲されたので、しなので歌ってみませんか?」と紹介されたのです。
それならば…「訳詩を担当された先生が指揮して頂けませんか?」
とその場で伊東先生に客演指揮を依頼しました。
こんな感じでトントン拍子で曲は決まりましたが、それからの譜読みが大変!
歌詞を読み込み全曲の構成を把握するのに苦労しました。
“女の愛と生涯”、人生を重ねて来た私たちだからこそ表現出来るシューマンがあるはず、
と言い聞かせて練習して来ました。
そして水戸先生のピアノの鮮やかな音色に乗せて、私たちそれぞれの思いを込めて歌えたと思います♪♪
そして伊東先生の演出でシューマンの世界を創り上げられていた…
と、お客さまからお褒めの言葉を頂き、とても嬉しく思っています。
団員一丸となってやり遂げた演奏会、とっても思い出に残る演奏会になりました。