第11回演奏会
4月12日(日)、初夏を思わせる好天のなか、第11回演奏会が行われました。会場である松本市音楽文化ホールの桜も満開で、私たちを応援してくれているようでした。
719人という大勢のお客様が「しなの」のために足を運んでくださり、団員一同感謝の気持ちで一杯です。(遠くは東京、山梨、また県内でも飯田、佐久、長野…と各地から来ていただきました。)
今回は客演指揮に藤井宏樹先生をお迎えして、後半のステージを振っていただきました。第3ステージではオルガニスト保田紀子先生にも共演していただき、松下耕先生の「Missa secunda」を重厚な響きのなかで歌うことができました。
第4ステージは新実徳英先生作曲「五つのジャズソング」の委嘱初演が実現し、藤井先生のお力で今までとは一味違った歌声を引き出していただき、団員も大いに楽しみました。この委嘱曲が、日本中に広まっていくことを願っています。
前半は常任指揮者佐原玲子さんの指揮で、私たちが前回の演奏会以降温め、大切にしてきた曲を演奏しました。佐原さんの口癖である“音文ホールの後まで声を届けよう”と“音符を歌うのではなく、言葉を歌おう”をモットーに練習を重ねてきましたが、その成果が少しでも伝わっていたら嬉しく思います。
また、今年1月6日『長野県合唱祭inウィーン』に参加して、ウィーン楽友協会ホールで歌った曲も披露させていただきました。(ウィーンで一緒にステージに立った「川岸女声コーラス」「歌い人ごんべ」有志の皆さんにも応援していただきました。)
こうして振り返ってみると、盛りだくさんな内容で大変実り多い経験をさせてもらい、心に残る演奏会となりました。これを糧に次回に向け、また一歩踏み出そうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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